蓄膿症の治療

蓄膿症は鼻の脇にある副鼻腔という空洞の器官に膿がたまってしまうためにおきる病気ですが、実際に蓄膿症にかかってしまった場合にはどのように治療がおこなわれているのでしょうか。

蓄膿症の治療は、まずは貯まってしまっている膿を排出させて、その後今後膿がたまらないように鼻の中の空気の通り道を確保できるようにします。
そのため、まずは鼻の中にたまってしまっている膿を排出させるわけですが、この場合には吸引機などで吸い取って排出させることが多いようです。

鼻の中をまずキレイにしてから、抗生物質などでこれ以上膿などを発生させないよう鼻の状態を整えます。
この後しばらく鼻の状態を経過観察して、再び膿がたまるようなことがないと判断されれば治療が終了となるのですが、大体の治療期間の目安としては半年前後、重症の場合には1年以上かかることもあるようです。
また、蓄膿症の前段階として鼻炎を患っているケースが多いため、今後蓄膿症の再発を抑えるためにも鼻炎の治療も並行して行われます。

鼻炎の原因が風邪などの単純なものであれば急性鼻炎の治療ですみますが、アレルギーによるものであればアレルゲンの特定や排除、鼻炎の治療と蓄膿症の治療のみでなく、なかなか根気が要る治療が必要になります。

慢性的に鼻炎が起こる重症な例では、鼻茸と呼ばれるポリープができてしまっていることがあります。
ポリープは鼻の内部の通気や排出を妨げる原因となるため、外科的処置が必要になります。
状態によって粘膜そのものを切除する根治治療や、粘膜を残してその機能を保存する保存治療とに分けられます。

いずれの場合にも、「蓄膿状態」を改善するだけですので、その後は再び蓄膿しないよう注意し、しばらくは経過を観察して治療を行う必要があります。

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