腎機能低下の症状
腎臓は体の維持には欠かせない臓器です。
その働きは、体に不要なものを漉して尿として排出するものですが、全身をめぐって不要物を集めてきた静脈を流れる血の浄化も行っています。
腎臓は常にキレイな体を維持するための浄水場のような役割を果たしているので、腎機能が低下すると、体のなかをめぐる体液の浄化ができなくなってしまって、有害な物質がどんどん体にたまってしまうのです。
腎機能が低下すると、排出される尿の量に変化が起きます。
通常尿は不要物を集めて腎臓で濃縮されて排出されます。
しかし腎臓が正常に働いていないと、不要物を漉すことができずに尿を排出してしまうのです。
結果、血液などが正常に浄化されない状態で不純物を含んで再び体内をめぐってしまいます。
これを補おうと、腎臓の機能が弱まると沢山の尿を出して排出力の低下を補おうとするのです。
これは多尿期呼ばれ、腎機能低下では比較的軽い症状です。
さらに重症になると尿の排泄機能そのものが衰えてしまい、尿の排出が極端に少なくなります。
また、腎臓は血液中の不要物を浄化していますが、この機能が衰えると血中の不純物が増えるために血管が詰まりやすくなり、動脈硬化などを引き起こします。
腎機能の低下が進むと、体の老廃物を排出する機能のバランスが崩れるため、むくみをひきおこします。
やたらとのどが渇いて沢山の水分を取る、排出される尿の量が異常である、足やうでなので 末梢部分でのむくみが出る、などの症状が現れたら、腎機能低下を疑って早めに医師の診察を仰ぐようにする必要があります。
